「報連相」はすべての企業活動のベースになるものです。それは、あたかもパソコンのOSであり、よいOSの上でこそ、アプリケーションソフトはより効果的に動きます。このOSである「報連相」の質如何が、企業のアプリケーションソフト(製造、営業、人事、経理・財務、購買・物流、研究開発、広報、)の効率性と効果性を左右します。
昨今の企業の存在を揺るがすような大きなトラブルも、もとはと言えば小さな報連相の不手際が発端になっています。また、ビジネスパーソンにとって、報・連・相のミスは自らの仕事の障害になるだけでなく、周囲に迷惑をかけてしまうことにもつながります。
しかしながら、社員教育における「報連相」の教育は、新入社員の導入研修時に少し行われるだけで、その意義や重要性を認識している社員は少ないと言わざるおえません。
経営諸活動を革新するためには、そこに関わる全ての人の「報連相に対する『認識』」が変わる必要があります。
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